この10年間ほどで、補聴器の機能は大きく変化しました。従来の補聴器は、アナログ方式のもので、音を単純に増幅する機能が主となっていたために、突然に大きな音が入ってきたり、周囲に雑音があったりしますと、大きく響いて明瞭度が落ちたり、不愉快な思いをすることが多くありました。
しかし、最近ではコンピュータの応用が進み、デジタル補聴器として開発され、年々改良が進み、各人のニーズに合わせたテーラーメイド方式の補聴器となりましたので、特に高齢者の難聴には福音となっております。
今までの補聴器に不満で、あきらめておられる方でも、もう一度最近の新しい補聴器を試されるようにお薦めします。 |