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 年齢による聞こえの変化聞こえの程度を検査する方法のひとつとして、いろいろな周波数の純音を用いて、レシーバーから音を聞いてもらい、最初に聞こえた最も小さな音の大きさのレベルを測定する方法があります。

  この検査を、純音聴力検査といい、耳鼻咽喉科の外来ではしばしば行われる検査です。10代から60代までの、各年代毎に健康な人々10名ずつ集まってもらい、皆さんに聴力検査を行った結果が、この図 (audiogram) に記載されております。

  この聴力図によると、10代の平均聴力レベルが最も良好で、0から5dB にり、20代がその次で、年を取るにつれてレベルが低下し、60代では、特に高い周波数の領域が20から35 dB と下降しております。

  しかし、総合的に判断しますと、各年代毎の差があまり大きくないと思います。
 
     
 
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