年齢と共に減少する「外有毛細胞」は、特殊な細胞で、音刺激に反応して伸縮運動をすることが分かっております。この運動により、入ってきた音が例え聞き取れないくらいに小さいものでも、これを増幅して聞き取れるようにすることが可能です。
オーディオのアンプのように増幅機能を持っています。このような「外有毛細胞」の機能を、エコーとして耳の外側から捉えてこれを聴覚検査のひとつとして利用することが出来るようになりました。
この検査は「耳音響放射検査」略して OAE と呼ばれます。耳鼻咽喉科の外来で15分位の検査ですので、ご自分の「外有毛細胞」が果たして健在かどうか、検査を受けてみましょう。 |