生活に潤いと生き甲斐を 音を感ずる細胞や神経が侵されて生ずる難聴、その他多くが老化現象によって起こります。
人間にとって五感の低下は大きな負担、特に聞こえの悪くなったお年寄りの生活は大変で、楽しい家族との団欒には溶け込めず、親しい友人、隣人との会話のリズムにも合わず次第に社会とのコミュニケーションが少なくなり、ひいてはボケ現象を早める結果ともなりかねません。
薬によって年を取り戻すことが無理と同様、このような難聴には老眼に眼鏡を用いるのと同じように補聴器を気軽に利用すべきかと考えます。
しかも最近の補聴器はデジタル化され、機能の進歩はすばらしく、個人個人の聴力にしっかりフィットさせる調節技術にも目を見張るものがあり、積極的に補聴器を利用してQuality of lifeを大切に考え、生活に潤いと生き甲斐を求めてはと思います。 |