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 耳鳴りの大部分は、耳から脳までの神経経路に何らかの異常状態が発生して発症しますが、最も多い耳鳴りは蝸牛といわれる「かたつむり」の中にある音をキャッチする細胞の変性により生じるものです。

  この場合は、細胞内のイオン動態に異常が発生して自発放電を引き起こして耳鳴りとなる一過性のもので、特に病的なものとはいえません。

  しかし普通は、一過性の耳鳴りがあってもあまり気にならないものですが、特に就寝前のような静かな場所で、より大きく聞こえるようになると、これが苦痛で眠れなくなる場合が生じます。

  その結果、睡眠不足が重なり、ますます「不安」「不快」「焦り」といった感情と耳鳴りとが結びつき次第に増幅して、静かな場所に限らず絶えず耳鳴りに悩まされるような状況となります。このような「耳鳴」を慢性的な耳鳴りとして、一過性のものと区別して治療の対象とします。
 
     
 
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